ソウルステップ
ブラザーステップ
バスストップ
サイドウォーク



新潟のソウルダンス その1    【2012/11/17(土) 午前 5:45】

1970年代初頭、新潟市中央区東掘通りにあった小さな店から

新潟のソウルダンスは始まりました。

店の名前は「ミニピート」
10人入ればいっぱいの小さくて暗い店!

看板には「SOUL MINI PEAT」とある。

現在、西堀通6のマンションスズラン2fにある店の前身です。

ゴーゴーホールでバンドがやってるロックとは違う、もちろんジャズではない!

ロックと似てたが違う、どこかで聞いたことのある曲も!

テレビ・ラジオ・雑誌位しか情報が入ってこない時代ですから一部の人しか知らないジャンル

世間でそんなものが流行ってるなんて知らない人がほとんどだったと思う!(新潟では)

そして、もうひとつ!

私に衝撃を与えたのが、その店の常連客が踊っていたダンス。

ステップダンス! と フリースタイル!  かっこよかった!

新宿のジアザーで「ソウルブラザース」と一緒に踊っていたという福井氏

新宿や渋谷と広範囲で踊っていたという徳重氏

ジェームスブラウンの影響の強い高橋氏

3人はジアザーのダンサー「ソウルブラザース」にあやかって

「ソウル・ファンキー・ブラザース」となのっていました。

※「ソウルブラザース」は、後にクック・ニック・チャッキーでレコードデビューしたステップダンスの創始者達。

そう、ミニピートで踊られていたのは、

1960年代後期に東京で流行っていたソウルダンスだったのです。


当時、踊っていたステップダンスを紹介します。

その名もソウルステップ。

足の運び中心に説明していますが、オンリズムで踊ります。

チョット判りにくい表現ですが、膝をアンドで動き出し@で足を置く感じです。

以降、紹介するステップは基本的に膝ををアンドで動き出しますが、

場合によっては(特にフリースタイル等)オンビートで動き出し、

テンポをずらして足を置く場合もあります。


いきなり、簡単なものを押しのけて紹介ですが。

チャチャやサイドウォークと組み合わせてバリエーションをつけられる中心的なステップです。

このステップにフリーチャチャやブラザーステップ等の変化をつけて踊ると目立つ!

また、左右を入れ替えても踊れます。


これが新潟初期のステップダンス!

※東京ではマイガールでこのステップが踊られます。

1970年ころの話です。

※この後、新しいスタイルが流行りだすんだけど本当の踊り方と、流行ったものが違うんだよね!

現在、当時の踊り方で紹介している人はいないような気がします。(足の運びは、同じなんだけどね)

当時リアルでステップを流行らせてた人々と接触していないと分からない事が有るよね!

でも、その話はおいといて


しばらくはソウルダンスの話題を紹介してゆこうと思っています。


上に戻る

新潟のソウルダンス その2     【2012/11/21(水) 午前 3:39】

ブラザーステップ

ソウルダンスで基本になる足の動きは

揃えた足を横や前に出す動作と開いた足に閉じるように揃える動作の2通りが有る。

このステップは足を左右横に出す踊りが基本のステップで、手はホースと同じような動きになります。

踊りの基礎になる動きを繰り返すシンプルで覚えやすい踊りです。

ただ、シンプルな踊りは、その人の踊りのレベルがモロに出るので軽視できないステップでもあります。


こちらが基本!

で、

後ろに下がる時も足を広げるのが、下のミニピートスタイル!

こちらの方が単調に見えるが、振りは大きくなる!

Gは最初、横に出していなかったが、何時ごろからか?横に出す人が現れた。

大きく違うのがEの位置です。



今日はシンプルですが他に似た踊りのないブラザーステップのご紹介でした。


上に戻る

新潟のソウルダンス その3    【2012/11/28(水) 午前 4:45】

今回は、前出の2つのステップ(ソウルダンス)とは少し違います。

ソウルダンスも時代とともに変わってゆきます。

70年代に入るとファンキーな踊りをする人たちがあらわれソウルダンスとファンキーダンス(俗称?)の違いは、

流行のステップにも現れました。

ただ、この時代、以前からソウルダンスを踊っていた人たちは新しい踊りもソウルフルに踊ったのです。

そして流行のダンスの上手な人と、ディスコ初心者ではやはり踊り方が違っていました。

そう、巷では3通りの踊りが流行った時代!

70年代中期!

わおっ!


そんな時代に流行ったステップのひとつがバスストップです。

シリーズでパート1から5くらいまで有ったのですが、ほとんど忘れました。

完璧に覚えているのは、このステップとウルトラバスストップに

ミラクルハッスルとナイトフィーバーくらいですか

ステップ以外にはポイントとかバンプとかファンキーフルーツが流行りました。

あっナイトフィーバーは少し後の時代でした!

この時代、新潟では流行を広めるのはミニピートではなく新しくできたディスコ(万代にあった)でした。

そうディスコという名が定着したこの時代!流行を引っ張る店と、ついて行く店があったのです。
(私は両方の店に関わったので内情に詳しい!)

で3通りの踊りのわけは!

この時代、流行のステップはファンキーなダンサーによって普及しました。

でも、ソウルダンスを踊る人たちは、そのステップッを全てソウルで踊るんです。

東京でも!有名なあの人も! 流行の踊りをソウルに変えてしまう。

で、ファンキーなステップを一般のディスコピープルに教えると

体の動きは無視して、足の運びだけ覚えて、踊ります。

これが連鎖して、この時代の主流になりました。

大多数が、この足の運びだけの踊り方です。


そしてファンキーなステップは何処かに消えて行きました。

!!!!!!!!!!!!!

この時、私が思ったのは、踊りは上手な人から習え!って事です。

下手な奴の踊りを見ても、本来の踊りは分からないからです。

間違った踊りを覚えて得意になっても

んっ?! だしね!

ミラクルハッスルはペアのステップです。

新潟では、5〜6人位のわずかな人達しか踊れませんでした。

********************************************

日本のディスコの中心にいた人達と接触し新潟の流行を引張った人々と行動を共にしていたからこそ分かる
一番複雑な時代。

70年代中期は東京でも、赤坂・六本木と新宿・渋谷の違い

また、店によっても、かなり流行が違っていた時代です。


もちろん新潟でも。万代の店と、古町の店と、ミニピート!


上に戻る

新潟のソウルダンス その4    【2012/12/7(金) 午前 2:38】

今日はソウルステップの基本中の基本。サイドウォークです。

(もっと最初の方で紹介すべきでした)

私がミニピートに通い始めた頃におぼえたステップの一つでブラザーステップなどと同じ8歩だけのシンプルなものです。

横移動の後ろで足をクロスするステップで横に歩いて行くような基本的な動きですが、

このステップをいい加減におぼえると、以降、ヘタクソな踊りになってしまいます。

上半身は常に前向きが基本、手の動きは歩くのと同じで、足の反対を前に!

CとGで前に足を出すときのポーズがポイントになります。(足と反対の手を前に!)

このステップは縦移動の踊りとの組み合わせが多々ある発展系のステップですので、

しっかり覚えないと後がつらくなります。

ソウルチャチャの次くらいにおぼえると良い、簡単なステップですが

シンプルな踊りを、如何に正確に踊れるかが、上手・下手の分かれ目です。


上に戻る


トップページ